良いというチラシをマネしたのに、なぜうまくいかなかったのか!

こんにちは。

幸せな治療家プロデューサーの楠本大貴です。

本日は、

『良いというチラシをマネしたのに、なぜうまくいかなかったのか!』

というテーマでお送りします。

・どこかの誰かが
 作って当たったチラシ

これが、
成功の型・成功の構成となり

『テンプレート』

と呼ばれるものになります。

実はチラシというのは

地域差がはっきり表れます。

もしも今、先生が
テンプレで作ったチラシを1万枚まいて

10人来ているのなら
ギリギリ合格ラインです。

同じテンプレなのに、
1万枚まいて50人なら大成功!

しかし、5人しかこない院も
ざらにあります。

1万枚まいて10人以上来ないのなら、
今回のブログで公開する方法を
ぜひ試してみてください。

先日、チラシを公開添削する
機会がありました。

チラシレベルは様々です。

・コピーライティングのことを
 全く知らないので、
 30点未満の出来栄えの方。

・我流で学んだことがあり
 50点くらいの方。

・テンプレ丸パクリなので
 65点くらいの方。

・85点くらいの素晴らしい方!!!

実に、様々な方がおられました。

それぞれに、
決められた時間の中で
アドバイスをしていくのですが…

今回は、テンプレ丸パクリの方に
私が共通して行う
アドバイスを公開します。

まず、テンプレの構成から
確認していきましょう。

・キャッチコピー

・目立つ価格(高い割引率)

・こんなお悩みの方へ

・お客様の声が3個前後

・施術の簡単な紹介

・先生の自己紹介と
 割引オファーの理由

・必須事項

となっていることが多いです。

なぜ、テンプレートの構成は
このようになっていることが
多いのでしょうか?

それは、ターゲットの心理の逆算です。

あるいは、ターゲットの心理に
則って作られているからです。

そもそも、ターゲットは
治療院に何を
求めているのでしょうか?

・本当に自分の悩みを解決してくれるのか?
(部位、症状)

・せっかく時間とお金を掛けて行くのだから
 できるだけ安く、早く、辛い思いをせず
 治して欲しい
(安心感・信頼感)

・不潔、怖い、セクハラなど
 不快な思いをさせられないだろうか
(安心感・信頼感)

・自分の都合にあうといいな 
(子供連れでもいいのかな、
 着替えはあるのかな、
 駐車場や駐輪場はあるのかな、
 夜もやっているのかな…などなど)

まとめると

1:自分にピッタリな治療をしてくれて

2:辛い思いをせずに早く治してくれそうで

3:都合よく気持ちよく通えて

4:安心できそうな院

が患者さんが求めている事になります。

テンプレチラシの構成は
確かに1~4を満たして
いますよね。

満たしてはいるのですが、
ライバルが多ければ、

1~4の魅力をより明確に
ターゲットに伝える必要が出てきます。

1番目を見てみましょう。

『1:自分にピッタリな施術をしてくれて』

に関してはチラシの場合、
絞りすぎるのは厳禁です。
※HPならOKですが・・・。

なぜなら、チラシは
不特定多数に配るものです。

例えば、ぎっくり腰は痛みが強く、
緊急性を要する症状ですが、

慢性的なものではありませんので
大切なポイントとなる

「タイミング」

と相性が良いとは言えません。

同時に、慢性的な腰痛や肩こりなどに比べると

ぎっくり腰で困っている人の割合は少ないです、

急性症状であるぎっくり腰は、
チラシ集客には不向きな症状
であることがよく分かりますよね。

しかし、ぎっくり腰も
水漏れ・修理業者のような工夫をして
広告を捨てずに取っておいてもらう、

工夫ができれば、
いいチラシができるかもしれません

つまり、人口に対して
患っている人が少ない症状の
チラシを作っても
反応は当然薄くなります。

となるとやはり、チラシでは
慢性的な腰痛、肩こり、ひざ痛が定番です。

ゆえに、テンプレートの多くは、
腰痛、肩こり、ひざ痛が多くなるのです。

というわけで、

『1:自分にピッタリな施術をしてくれて』

に関しては、チラシ集客で周りと
差別化をするのは難しいと言えます。
※HPならOKです。

では、

『2:辛い思いをせず早く治してくれそうで』

これを見てみましょう。

ライバルがいなければ、
チラシを撒くだけで
患者さんが来る可能性は高いです。

しかし、ライバルが多い地域であれば、
ここで差別化をすることが必須になります。

例えば、

「ほにゃららという特別な
 施術なので、どこへ行っても
 あなたの腰痛が…」

という風に、
施術の凄さを伝えることで
差別化ができます。

あるいは、

「こういうマシンを導入しています。
 施術とマシンを組み合わせることで
 こんな相乗効果が…」

「エキテン1位、メディア出演、
 出版している、セミナー講師をしている…」

このように、他の院よりも
効果を感じられそうに
見せる必要がある。

ということです。

しかし、これぞ

『言うは易く行うは難し』

今までに、こんな悩みを
相談されました。

「私は開業したばかりですし、
 腕も自慢できるほどではありません。

 当然、メディア出演やお医者さんからの
 推薦なんかもありません。」

「私が習った施術は
 専門学校で習ったヤツでして、
 自慢できるような施術ではないのですが…」

そんな先生たちに私が伝えるのは
こんな内容です。

「先生の施術に関する
 書籍やDVDは出版されていませんか?」

「施術がTVやメディアで
 取り上げられたことはないですか?」

「本やメディア掲載事例があるのなら、
 当院の施術は、TVや書籍で
 評判の施術です。」

「ほにゃらら施術が受けられるのは、
 地域では当院だけ!」

「という感じで、
 流派や師匠の威光を
 借りるようにしてください。」

こうすると、
謙遜しがちな先生でも
チラシやHPを
強化することができますよね。

これを私は、

『虎の威を借る狐』作戦

と勝手に命名し、
差別化に悩む治療家さんに
アドバイスをしています。

ぜひ、テンプレチラシの効果を上げたい
先生は参考にしてください。

本日はこれで終了です。

ありがとうございました。

楠本大貴

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柔道整復師・鍼灸師。
整形外科に3年間勤務し西洋医学の限界を知る。

独立開業後、有効な治療を求め研究し、“たった1回3分でぎっくり腰を解消する整体”“ガチガチの肩がたった10分でフワッと軽くなる整体”など独自の治療法を開発。

口コミで評判が広がり県外からの来院もあり、100%自費治療で1日20名以上の治療を行う。週4日営業・受付なし・完全1人治療院で最高月商は300万を超える。これまで20,000症例70,000回の治療実績をもつ。

現在は、後進の育成にも力を注ぎ、受講生からは「治療技術に自信がつきました」「こんな効果を出せたのは初めてです」など、喜びの声多数。

“現代医学の常識を覆し、1人でも多くの人が健康で豊かな人生を送れるようにする”という想いから、ブログ“開業1年目の教科書”にて治療家が最大限に力を発揮する方法を発信中。

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